top of page

 真壁石燈籠 硬質で堅牢な真壁石

真壁石燈籠は、硬質で堅牢な真壁石で作られた石燈籠です。

江戸時代末期の久保田吉兵衛が確立した技法は、厳しい子弟相伝により守り伝えられ、現在の石工たちに受け継がれてきました。

高白度の色調を持つ真壁石燈籠は、堅牢さに加えて、戦災優雅な彫刻に優れ、また、重量感にあふれています。

苔がつくことにより、一段とその持ち味が生かされ、日本庭園等に、一層の優雅さと趣を醸しだします。

近年では、狭い庭や室内でも設置できるような新しいデザインの石燈籠など、「現代の石の照明」となる様々な商品が生み出されています。

石の真髄、新しい可能性

真壁石燈籠の特徴は、第一に「石」にあります。この真壁石はおよそ6000万年前に生成されたとされる石英・長石・黒雲母からなる花崗岩で、優美・堅牢で、目が揃っており、変色やつや落ちせず、明治32年の赤坂迎賓館造営の際に使用され、真壁石の良質さが広く世に知られることろとなりました。

もう一つの特徴は、伝承されてきた石材加工の高度な技術にあり、燈籠の完成までには18の伝統技術・技法が使われ堀に使う鑿(のみ)も、角切り・中切り・荒はつり・角・座つきのみと多種にわたり、これら道具もまた石材工芸の研鑽(けんさん)の歴史を引き継いでいます。

改めて、真壁石燈籠の原点に立ち返り、石の利点である、重い・硬い・水に強いなどを追求した「現代の石の照明」が生まれました

​              

 

 

 

 

MAKABE STONE LIGHT
 

真壁石は古くから石仏、城郭などに使用されてきた硬質で堅牢なみかげ石です。

真壁の石燈籠は平成7年に伝統的工芸品として指定されていますが、現代の生活空間でも使える石の明かりとして「MAKABE STONE LIGHT」が生まれました。

伝統工芸品として歴史を刻んできた「燈籠」を現代的に解釈し、石の生活製品としての機能性を大事にした製品です。

重い・固いという石のイメージをメリットして捉え、空間と調和するデザインが特徴です。

- お問い合わせ -

真壁石材協同組合

住所:茨城県桜川市真壁町真壁402番地
電話番号:0296-55-2535 ファックス:0296-54-1855
E-mail: makabe@ibarakiken.or.jp

Copyright © 2018 Ibaraki traditional crafts. All rights reserved.

​茨城県水戸市笠原町978-6 16階

​茨城県伝統的工芸品産地交流促進協議会事務局

(茨城県産業戦略部技術革新課地域産業振興室内)

bottom of page