笠間焼 個性豊かな質の高い焼もの
笠間焼は、江戸時代中期を起源に250年ほどの歴史を持ちます。
戦後、生活様式の変化に伴い、甕(かめ)や、すり鉢などの生活雑器から工芸陶器への転換と拡大を果たした後、現在の自由な作風を特色とする産地となりました。
個性あふれる作家や窯元が、伝統を受け継ぎながらも自らの感性を磨き、表現を探求することにより、産地に多様性をもたらしています。
近年は、新しい感覚の器の制作者も増えており、日本の陶芸シーンで存在感を増しています。


笠間の多様性、彩のうつわ
日本有数の焼物として広く知られている笠間焼は、江戸以来伝統を受け継ぎつつも、それに捕らわれない自由な産地の風土にあります。その中でも笠間焼の第一の特徴は、「土」にあります。笠間の粘土は、笠間から筑波山にかけて産出する御影石が自然に育まれて風化堆積して生じた粘土です。
また、その粘土は、粘りが強く粒子が細かいため、焼き上がりが丈夫な陶器になり、だからこそ、様々な種類のものをつくることができるとされています。
もう一つの特徴は、釉薬による装飾技法が多彩なことです。釉薬の流し掛け、重ね描き、青すだれ、窯変など様々な技法があり、うつわに採りを添えています。
こうした笠間焼の多様性に着目し、その多様性を存分に表現した、新しい笠間焼がスタートします。
KASAMA pottery
笠間焼の伝統的な技法を取り入れながら、現代のライフスタイル、食のシーンに合わせて変化し作られる新しいブランドです。笠間土が持つ本来の温かい質感と、職人の思いを込めた品々は、皆様に豊かで潤いのある生活を演出してくれる事でしょう。



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